本ページにはプロモーションが含まれます
真夏の35度を超える気温は、鉢植えのバラにとって大変厳しい環境といえます。
特に、高温の中で直射日光を受け続けると、鉢の温度も高くなってしまい
水切れ状態になったり、結果的に根の成長にも悪影響を与えかねません。
そこで、今回は手軽にできる基本的な対策を、いくつかご紹介します。
中でも、100円ショップのアルミバッグを活用した遮熱対策は、手軽で簡単に
行うことができる上、大変効果的ですので、鉢が大きくて移動が難しい方や
手入れに時間がかけられない方などに、ぜひ試していただきたい方法です。
- 鉢植えのバラが受けやすい暑さの影響とリスク
- アルミバッグを使った鉢の高温対策の方法
- アルミバッグを使った対策以外の工夫
暑さの影響とバラへのリスク
高温による鉢の過熱
鉢が強い直射日光を受け続けると、内部温度が急上昇し
根の成長を妨げます。
最悪の場合は、根が焼けてしまうこともあります。
水分蒸発の加速
高温下では水分が蒸発しやすくなり、頻繁な水やりが必要になります。
しかし、過剰な水やりは根腐れの原因にもなるため注意が必要です。
100円ショップのアルミバッグで簡単対策
アルミシートは、熱を遮断するのに非常に効果的です。
ここでは、100円ショップで売られているアルミバッグを
活用した簡単な対策方法の手順をご紹介します。
材料の準備
- アルミバッグ
- テープ、ゴムバンド、ひもなど
100円ショップで販売されているアルミバッグを用意します。
鉢の大きさや高さに合うサイズを選びましょう。
鉢にアルミシートを巻き留める際に必要なテープ
ゴムバンド、ひもなど。
アルミバッグ3枚組
手順
- アルミバッグの縦面の接着部を剥がし、細長いシート状にします。
- シート状にしたアルミバッグを鉢の周りに巻きつけます。
- 巻き付けたら、テープやゴムバンド、紐などで留めます。
鉢の側面をアルミで覆うことで直射日光を防ぎ、鉢の温度上昇を
抑えることができます。
その他の工夫
つぼみはピンチする
バラの体力を温存させ、根を育てる為にも
つぼみはピンチするとよいでしょう。
※”ピンチする”とは、蕾をつまみ取ってしまうことを指します。
日陰を作る
バラの鉢を直射日光が当たらない場所に移動させるか
シェードネットなどを使用して日陰を作ります。
早朝または夕方に水やり
暑い時間帯を避け、早朝や夕方にたっぷりと水やりを
行うことで、水分が蒸発しにくくなります。
水切れが原因で下葉が茶色になっている場合は
鉢増しするか水やりの回数を増やすなどの対策が必要です。
※晴れの日が長く続く場合は、葉焼けとハダニ対策として
葉の表と裏にミストをかけてあげると効果的です。
二重鉢にする
植木鉢を一回り以上大きな鉢に入れて、二重鉢にする。
比較的小さな植木鉢の場合は簡単にできます。
固形肥料を少なくして活力剤を与える
真夏のバラは、様々なストレスにさらされます。
元気が無いような時は、負担のかかる固形肥料ではなく
液肥や活力剤を与えると良いでしょう。
まとめ
猛暑の中でバラを育てることは、初心者にとって大変なことも多いでしょう。
バラが、元気に夏場を乗り切るための基本的な対策は「つぼみはピンチして根を育てる」
「適切な水と肥料を施す」「日陰を作る」「植木鉢を高温から守る対策をする」です。
その中でも、植木鉢を高温から守る対策は、小さめの鉢なら二重鉢にしたり
大きな鉢の場合は、ダイソーのアルミバッグを使って熱遮断を行うなど
手軽で簡単に行うことができます。
以上の基本的な対策を行いながら、秋のバラを楽しみに酷暑を乗り切りましょう。
コメント